ヘッダーチェッカー

ワーク加工端のヘッド位置を高精度に測りたい。

冷間圧造機(フォーミングマシン)などの工作機械において、ワーク加工端でのヘッド位置精度は極めて重要です。 お客様が長年使用されてきたヘッダーチェッカーの部品が製造中止等で作成できなくなったため、当社に同等品の開発依頼が来ました。 現行機の要求仕様と現行機を実際に動作させることで、当社で仕様を起こすことから始め現行機同等の製品を納めることが出来ました。 ヘッド位置の高精度距離計測には非接触型リニア近接センサを使用します。この近接センサの計測に使用するアンプも 当社で開発し、計測距離2㎜を100Hzで計測しワークの精度チェックを行うことを実現しました。


モーションコントローライメージ図

本製品ではコンピュータによる生産管理に対応できるよう通信機能出力ポート(RS485)を搭載し、上位コンピュータへ ワークのID、ロット、作業工程番号などの検査情報を出力可能です。 リアルタイムでの生産完了予定時刻、個々の機械の停止時間、ロスタイムの把握、分析によってい生産効率の向上、及び 納期管理のスピードアップを実現し、お客様のご要望に対応しました。